第21回静岡県なし果実品評会を開催しました

　８月５日、静岡県落葉果樹振興協会（事務局・柑橘果樹課）は、県農業会館で、「第21回静岡県なし果実品評会」を開きました。静岡県産なしの生産技術向上を図ることが目的。今回の出品点数は14点で、静岡県農林技術研究所果樹研究センターの松浦英之センター長が審査長を務め、担当研究員ら審査員10人が、形状や玉ぞろい、色沢などの外観、肉質や食味などの内容を審査しました。
　出品物の平均糖度は11.6度、最高糖度は12.5度と天候不順の影響で糖度が低い果実がいくつか見られました。松浦センター長は「本年は７月の降雨や一部地域でカメムシの発生が多く栽培管理が難しい中、出品物のレベルは非常に高く、入賞した果実はすばらしい出来だった」と講評しました。
　上位入賞者は次のとおり（敬称略）。