パートナー市場との情報共有・意見交換会を開催しました

　7月28日、みかん園芸部は静岡市内で本会のパートナー市場と県内ＪＡの販売担当部長、県の担当者ら約４０人を集め、農産物生産コスト上昇に伴う情報共有と意見交換会を開催しました。エネルギー情勢や国際情勢、円安により肥料や農業資材価格が高騰し、農産物生産コストが大幅に上昇している情勢を市場と共有し、販売価格への反映に理解を得ることが目的。
　みかん園芸部と生産資材部より肥料や農業用フィルムなどの生産・出荷価格が高騰している情勢を報告し、その影響による経営費を品目別に試算し、農産物生産コストの上昇について説明しました。また、出席したＪＡからは各地区の営農や販売の情勢について報告されました。
　石川和弘常務理事は「生産コストが上昇する厳しい環境だが、JAグループの総合力を発揮し組合員の営農継続と生産量の維持拡大に取り組みたい。また産地とパートナー市場が連携し消費者にも理解を得たい」と話し、卸売市場は「共有した農産物生産コスト上昇について、流通業者やバイヤーとの商談を通じ価格反映に対する理解を醸成していきたい」と話しました。


▲石川常務の挨拶