たまねぎ 野菜
黄玉葱は、収穫後、貯蔵せずに出荷する早出し玉葱です。長年かけて種子を系統抜粋した、静岡に適した品種です。水分が多く辛みが少ないので、生食がおすすめです。サラダの他にも、炒め物・煮物など様々な用途にご利用いただけます。
白玉葱は、1月から3月の限られた時期に、県西部地域から出荷される、早出し玉葱です。扁平な形状、色の白さが特徴で、「サラダオニオン」と呼ばれています。こちらも水分が多く、辛みが少ないのでオニオンスライスに最適です。
- 県内の主な産地:
- 西部地域、中部地域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 4月
トマト 野菜
温暖な気候を利用し秋から春の施設を利用した栽培が中心。果肉が硬くしまって、くずれにくく、甘みと酸味のバランスが絶妙です。トマトサラダの他、煮込み料理などの加熱料理としてもお楽しみいただけます。
中玉トマトは、主に静岡県中部・西部地域で栽培。酸味が少なく、ピンポン玉大で果形は正球です。生食・サラダだけでなく、デザートやグラタン、ピザのトッピングにもご利用ください。
ミニトマトは、サラダに人気。一般的に果実の大きさが2~3cm程度の大きさのトマトを指します。一口サイズのため、料理のアクセントにも使用できます。
高糖度トマトは、かん水をギリギリまで控えて、普通のトマトの約3分の1の大きさで成熟するように、独自の技術で栽培しています。濃縮された味をサラダやデザートなどでお楽しみください。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 9月 10月 11月 12月
金豚王 畜産
「金華豚」の柔らかな肉質と良質な脂肪、「フジロック」由来の霜降り肉という特徴を併せ持った理想的な豚肉、それが「金豚王」です。飼育方法を統一することで、安定的な美味しさを提供します。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
食通の静岡牛 葵 畜産
安定した品質と美味しさを追求し、指定農場(認定農場制度)、専用飼料と統一した飼育管理にこだわり生産された、静岡県交雑牛のブランド。「食通の静岡牛 葵」はJA静岡経済連を通じて販売された交雑牛です。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
特選和牛静岡そだち 畜産
柔らかくきめ細やかな肉質と上品な旨みのある和牛肉の生産を目指し、県内指定農場において黒毛和種の雌牛にこだわり、その特徴を引き出すオリジナル飼料と統一した飼養管理のもと、じっくり愛情をこめて育てています。このように育てられた黒毛和種の雌牛がJA静岡経済連小笠食肉センターおよび浜松食肉市場に出荷され、(公社)日本食肉格付協会により肉質等級3等級以上に格付けされたものの中から銘柄認定委員により認定された牛肉が「特選和牛静岡そだち」になります
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
静岡県のお米 お米
静岡県で生産されるお米は、県内の農産物の中で、出荷額が茶・みかんに次ぐ第3位。ほぼ全量が県内で消費されています。県内各地で土地柄にあった品種を栽培し、主な品種は「コシヒカリ」「きぬむすめ」「にこまる」などです。最近、新しいブランド米として玄米食味値83点以上のお米を厳選した「静岡そだちコシヒカリ」が誕生しました。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
じゃがいも 野菜
静岡県で主に栽培される品種は「男爵」「メークイン」。「メークイン」は、五月の女王の意。女王の国イギリスから持ち込まれました。形状は長丸型で、煮崩れしにくいため、肉じゃが・シチューなど煮込み料理に適しています。
「男爵」は、男爵が持ち込んだことから名前が付きました。メークインより遅く5月上旬から出荷され、県西部地域が産地です。静岡県産はライマン価(でんぷん保有量)が高く、ホクホク感があります。コロッケやポテトサラダ・粉ふきいもに適しています。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 4月 5月 6月 7月 8月
キク 花卉
県内で生産される花の中で最も産出額が高い品目です。輪菊・小菊のほか、1つの枝にたくさんの花をつけるスプレー菊も人気です。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
レタス 野菜
静岡県産レタスは、豊富な日照量の中で育ち、若採りにより鮮度が良いのが特徴です。表面を軽く押して指に小さな跳ね返りがあるものが新鮮レタスの証拠です。シャキシャキとした歯切れのよさとやわらかさを楽しむことができます。サラダ・炒め物・しゃぶしゃぶなど様々な料理にご利用いただけます。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 4月 5月 10月 11月 12月
セルリー 野菜
パリパリッとした歯ごたえ、爽やかな香りは、セルリーならではの食感です。葉の色は淡緑色。葉柄は丸みがあり、肉厚でシャキシャキとみずみずしい味わいが自慢です。葉も茎もまるごと爽やかな香りを一緒にお召し上がりください。スティックサラダ、炒め物、スープ、漬物など、さまざまな用途にご利用いただけます。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 4月 5月 6月 10月 11月 12月
バラ 花卉
県内で栽培される品種数は100品種を超え、一輪咲きやスプレー状のもの、香りのある品種など、色や形の変化に富んでいます。
- 県内の主な産地:
- 西部地域、中部地域
- 主な出荷時期:
- 通年
チンゲンサイ 野菜
静岡のチンゲンサイ栽培は、昭和50年代に豊田町農協(現JA遠州中央)が産地化をすすめたのがはじまりです。いまや中国野菜の代表的な品種で、煮物や炒め物に適しています。その他、漬物にしてもおいしく、クセが無いため、和洋中どんな料理にも使えます。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年
いちご 野菜
主な品種は「紅ほっぺ」と「きらぴ香」の2種類。「紅ほっぺ」は「あきひめ」と「さちのか」を交配させた静岡県生まれの品種です。“ほっぺが落ちるほど美味しい”として命名されました。果実が大粒で香りが良く、果汁も多いのが特徴です。適度な酸味とコクが楽しめます。硬めでしっかりとしているので、ケーキやお菓子づくりにも適しています。
「きらぴ香」は、輝き・香り・甘味が特徴的な、静岡が生んだ新品種です。きらきらとした宝石のような「輝き」に、品の良い「甘味」とフルーティーな「香り」から名付けられました。みずみずしくてなめらかな口当たりの、高級感が漂う、静岡発の新しいいちごブランドです。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 4月 5月 6月 10月 11月 12月
アールスメロン 野菜
静岡県のメロンは、ガラス温室またはハウスで栽培されています。ガラス温室栽培では隔離ベッドで栽培し、温度からかん水まで管理しています。ハウス栽培は土耕で栽培されています。いずれも樹1本につき果実を1果だけ残し、丹精込めて栽培しています。
- 県内の主な産地:
- 西部地域、東部地域
- 主な出荷時期:
- 通年
みかん 果樹類
静岡県は、温暖な気候を生かし、県内各地でみかんが栽培されています。静岡県産みかんの産出額は全国第3位。品種は、県内ほぼ全域で栽培されている普通温州の「青島温州」や、沼津地域を中心とした「寿太郎温州」などが有名です。静岡みかんの収穫は11月から2月頃が主となります。ハウスみかんは6月上旬から9月下旬に収穫されます。収穫されたみかんは、選果場で、大きさ・形などによって分けられ、箱詰めされて出荷されます。近年は光センサーで糖度と酸度が測定できるようになり、より細かな選別が可能となりました。熟成させてから出荷する「貯蔵みかん」は一定の温度や湿度の中でしばらく寝かされ、1月頃から4月上旬頃まで出回ります。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 1月 2月 3月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ガーベラ 花卉
静岡県は全国の産出額の40%を占める産地。花弁が大きく華やかで色の種類や品種数が多く、部屋を暖かく演出してくれます。
- 県内の主な産地:
- 西部地域、中部地域
- 主な出荷時期:
- 通年
わさび 野菜
ワサビは水がきれいで、水質、水量、日照量など一定の条件下でないと栽培できません。すりおろすと、目や鼻にツンときて、爽やかな辛さで、食が進みます。ワサビは薬味として刺身、すしなどいろいろな食材とあわせて使われます。
- 県内の主な産地:
- 中部地域、東部地域
- 主な出荷時期:
- 通年
静岡茶 お茶
静岡県内には、西部から東部まで多くの有名産地があり、様々なブランド茶が生産されています。金色透明な水色の普通煎茶、濃緑な水色の深蒸し煎茶のほか、近年では紅茶など従来の日本茶にこだわらない多様なお茶を生産しています。
- 県内の主な産地:
- 県内全域
- 主な出荷時期:
- 通年